学校日記

11/19(水)5年生「家庭科」授業公開

公開日
2025/11/19
更新日
2025/11/19

お知らせ

 5年生が家庭科の授業研究を行いました。「食べて元気に」という単元です。5年生の「食」の領域では、食品に含まれる「五大栄養素」をバランス良く摂取することの重要性を理解し、実践につなげることがねらいとなります。今回は日本人の代表的な食事である「ご飯と味噌汁」から学びます。授業ではまず、給食の残量が11㎏もあることに驚く5年生。でも嫌いな食品があって食べられないものがあるのも事実。一方、栄養士さんや調理員さんは栄養のバランス良く食べてほしいと願い、毎日作ってくださっていることを動画で知ることになります。そこで「野菜やきのこが苦手でも、残量が減らせそうな味噌汁の具材を考える上で大切なことは何か」という学習課題で追究活動が始まりました。子どもたちはタブレットを駆使して、自分が考えた味噌汁の具材を紹介し合います。「もっとタンパク質を入れたら?」「全体的に色が白っぽいものばかりだよ」などと指摘や助言が飛び交います。ここで前時までに学習した五大栄養素の掲示物が登場します。すると最初に自分が考えた具材を見直して、栄養素をもとに考え直す子どもたち。担任から「素晴らしい味噌汁は給食に採用されるよ」「考えた味噌汁は冬休みに家で作ってもらうよ」などの言葉掛けがあり、さらにやる気を高める子どもたちです。一人一人が学習課題から外れずに味噌汁の具材を試行錯誤したり、タブレットのキーボードでコメントを送り合ったりする姿は、GIGAスクール構想時代を生きる子どもたちとして必要な資質・能力を順調に身に付け成長しているなと感心しました。