学校日記

6年生算数「速さ」特別授業!~GPSによる個人データの利活用

公開日
2025/07/17
更新日
2025/07/17

6年生

7/17(木)

高学年は、これまで、経営大学と連携し「ICTを活用したスポーツと算数の融合の調査」に協力してきました。

これまで「光電管」で厳密に50M走タイムを計測したり、ウェアラブル端末「GPS・心拍計」を装着して心拍数、瞬間速度、移動距離などを計測したりする体育の授業を行ってきました。

さらに6年生児童は、今月初めには、経営大学までお招きいただき、広い人工芝のグラウンドでゼミの学生さんとともに運動データをとったり(実際は、ボール運動、おにごっこ遊びなどを楽しんできました。)、大学の講堂やトレーニングルーム、体育館などまでご案内いただいたりしていました。


そして、今日、改めてこれまでのデータを振り返り、「速さ」について、解説いただきました。

これまで担任のみとしか行ってこなかった「算数」を外部講師にご教授いただき、

ウサイン・ボルトやドラえもん・のび太の走る速度、時間(タイム)についてや、微分・積分の考え方(速さとは、瞬間的な速さの「平均」であること。GPSによって、各自の「瞬間的な速さ」が計測できること。)などの解説を興味をもって聞き入り、

「須田小から経営大学の約7.7キロの道のりは、自分の最高速度・平均速度で行くと何分かかるか?」(所要時間の計算)という問題を、各自の「速さデータ」を用いた計算に熱心に取り組む子供たちの姿が見られました。

あっという間の45分で、授業が終わってからも、

「飛行機のスピードなら、経営大学まで、○秒だね」などと、話し合う姿が見られていました。


今回の取組で、子供たちは「速さ」をより体感・実感し、さらに興味をもつことができたようです。